キャッシングの審査の時間が短い理由とは?

キャッシングでは申込んだらその日のうちに融資を受けることができます。
消費者金融においては、かなり古くからこの即日融資を可能としてきました。
近年では銀行のカードローンでも、即日融資に対応するようになってきましたが、
土日祝日などであっても独自の専用ATMを利用して、カードそのものを発行可能な点など、
迅速な融資に関しては消費者金融の独壇場であるといっても言いすぎではありません。

消費者金融においてこういった迅速な融資を可能としている理由には、
審査の時間をできる限り短縮するための努力を、
各業者が続けてきたことが挙げられるのではないでしょうか?

その結果、現在の審査においては、年齢、職業、年収、他社借入れなど、
利用者の属性を点数化(スコアリング)することで、審査をより簡略化しています。
例えば、アルバイトであっても年収が多く、勤続年数が長く、他社借入れがない
という場合には、この点数は大きくなり信用度も高くなるというものです。
こうして点数によって評価することで、ある程度の審査を数式のように
簡略化することができるわけです。

もちろん個別の信用情報についても、データベースによって照会を行い、
これまでの借入れ状況などをチェックするわけですが、データベース端末の処理速度や
回線の速度が速くなったことも、短時間での審査に一役買っているといえますね。

消費者金融は貸してなんぼ

消費者金融はその性質上、利益となるのは利息分のみです。
貸し倒れのリスクを踏まえた金利設定で、できるだけ多くの顧客に対して貸し付けを行うことが、
より多くの利益を得るための条件となります。
つまり、できるだけ簡略化した迅速な審査を行うことが、
直接利益に繋がるというわけです。
単刀直入にいえば「貸してなんぼ」ですね。

これまでは個人向け融資に力を入れていなかった銀行

対して銀行は、どちらかといえば企業などに対しての融資が中心で、
個人向けの融資を得意とはしていませんでした。
そこまで迅速な審査を必要とせず、比較的大口の融資をしていればよかったのですが、
景気の低迷や国内企業の業績悪化などから、
融資を行える企業が限られるようになってしまいました。
もちろん預金業務があるので運転資金には困らないのですが、
銀行という金融機関全体においても、景気低迷の影響を受けるわけですから、
より利益を得るためには、個人向けの小口融資にも
力を入れざるを得ない状況になっていったのです。

そんな折、消費者金融においても、貸金業法の改正などによって多くの業者が
経営難に陥り、廃業へと追い込まれるケースもみられるようになりました。

このように銀行では個人向けの小口融資を、
消費者金融では安定した運転資金を、必要としていたことから、
両者において提携を結ぶケースが多く見られるようになります。
これが銀行系消費者金融が生まれる要因となったのです。

銀行の融資でも迅速な審査を

銀行と消費者金融の接近は、必ずしも銀行系消費者金融を産み出したわけではなく、
提携の方法にもさまざまな形があります。
銀行のカードローンとしての融資も、消費者金融の迅速な審査ノウハウをとりいれる形で、
消費者金融と同等な短時間での審査を実現できるようになりました。

インターネットでも、自動契約機でも申込みか可能となっているのも、
こういった流れによる部分が大きいわけです。ただ、銀行では土日祝日の営業をしていませんから、
即日での融資という点では、店舗が営業している平日に限られることになります。

このようにキャッシングにおいて、短い時間で審査が終了し即日での借入れが可能となった背景には、銀行や消費者金融でのこのような流れがあった上でのことなのです。